利用者の声


発着地、施設などの様子がわかっているケアー

視覚障害の58才の女性

視覚障害者はタクシーを利用することが多いのですが、行き先が運転手さんに伝わらなかったり、間違ったところで下ろされたり、いやみを言われるなど、トラブルが少なくないし、いやな思いをたくさんしてきていました。
また、降ろされたところがどこだかわからないので、戸惑ったり、車道に行ってしまうなど
危険な目に会うこともありました。
福祉移動サービスを利用して2年になりますが、あらかじめ行き先を伝えてあるので安心です。
降りるときにサポートしてくれるし、施設の中まで連れて行ってくれるので助かっています。
友人と乗り合いで利用することもあります。

最近、規制緩和で採算性の悪いバス路線が廃止され、路線バスを使っていた視覚障害者が
バスで外出できなくなってきました。
今後ますます、福祉移動サービスが必要です。

下半身麻痺車椅子使用の女性

外出先で障害者トイレや、手すりの付いたトイレが整備されてない場合、
中まで入って介助してもらわなくてはならないので、女性のケアー者に付き添ってもらいたいと思っています。
福祉移動サービスの場合、事前にどこに出かけたいか伝えておくと、
行き先の段差の状況やトイレ休憩場所を調べて、企画を立ててもらえるので助かります。

ガイドヘルパーを頼むこともできますが、移動手段は自分で手配せねばならなりません。
急なお出かけの場合でも、ガイドヘルパーは、対応してもらえないこともありました。
福祉移動サービスの場合、ドライバーと介助者が一人でガイドヘルプもやってくれるし、
電話1本ですむので楽。・費用も安くて済むので、回数多く出かけられると喜んでいます。

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